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外交部「ノルドストリーム」爆破事件の迅速な調査促す

CRIPublished: 2023-03-15 23:15:11
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外交部の汪文斌報道官は15日の定例記者会見で、ロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」の爆発事件に関する質問に答え、「この件について客観的で公正な専門的調査を実施し、関連責任を追及し、調査を迅速に進め、真相を速やかに究明すべきだ」と述べました。

最近、多くの西側メディアが米国の公式情報の引用として、「ノルドストリーム」の爆発はある親ウクライナ団体による犯行だと報じています。一方、ロシアは国連安全保障理事会に対し、「ノルドストリーム」破壊事件に対する国際調査委員会を設置する決議を緊急採択するよう呼びかけています。

これについて汪報道官は、「米国の調査報道記者シーモア・ハーシュ氏が、『ノルドストリーム』爆破事件を画策したのは米国であるとの調査報道を行った後、一部の西側メディアが異例の沈黙を守っていたことに留意している。しかし、今になって歩調を合わせて一斉に声をあげている。こうした多くの異常な動きを米国はどう解釈するのか。何か『不都合なこと』でもあったのか、お聞きしたいところだ」と話しました。

さらに、「中国は、国連が最も権威ある代表的な国際機関として、事件に対する国際調査を展開し、国境を越えたインフラの安全保障に積極的かつ建設的な役割を果たすことを支持し、安保理がこれについて議論を行うことを支持する。関係方面に、これについて国際社会の疑問と懸念に適切に対応するよう促す」と述べました。

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