第77回国連総会議長の訪中の成果を説明＝外交部
外交部の毛寧報道官は6日の定例記者会見で、コロシ第77回国連総会議長が先週末に中国訪問を終えたことについて、「訪中期間中には李克強総理、王毅国務委員がそれぞれコロシ国連総会議長と会い、秦剛外相はコロシ氏と会談した。双方は国際情勢や国連の役割、さらに共に関心を寄せる議題について意見を交換した。コロシ議長は訪中期間中、関係部門や中国共産党河南省委員会の責任者にも会った。コロシ議長は河南省鄭州市に足を運び、南水北調プロジェクトの中線の黄河横断工事を視察した」と説明しました。
毛報道官はさらに、「コロシ議長は今年訪中した初の国連関係の高官だった。今回の訪中は成功だった。その成果は3つのキーワードで総括できる。まずは『団結』だ。双方は、国連の権威を守り国連を中核とする国際秩序をしっかりと守ることで一致した。次は『発展』だ。双方は開発を全世界的な検討課題の中心に据えることで一致した。3つ目は『試練』だ。双方は、今日の世界は複数の試練と危機に直面しており、各国は科学技術の活用を重視して水資源の保護や気候変動への対応、生物多様性の保護、2030年持続可能な開発アジェンダの実行など各分野でそれぞれの役割を果たすことを強化すべきだとの認識で一致した」と説明しました。