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英国の大学の報告は大嘘=外交部

CRIPublished: 2022-06-15 23:04:42
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報道によりますと、イギリスのある大学が発表した報告書で、「新疆の塩ビ工場では、いわゆる『労働力移転』が使われている」としています。

これについて、外交部の汪文斌報道官は15日の定例記者会見で、「新疆で『強制労働』が行われているという主張は、一部の反中勢力がでっち上げた大嘘だ。常識と事実はもちろん、法理にも背くものである」と強く反発しました。

汪報道官は、「新疆では大規模な機械化や工業化の生産方式が進んでいる。綿花の栽培と管理はすでに用水路灌漑や人の手による綿花の収穫から効率的な節水灌漑、機械収穫といった現代化モデルになっている」とした上で、「19世紀に米国はプランテーションで奴隷に綿花収穫を強制労働させたことを、今日の新疆に当てはめるのは、非常に滑稽なことだ。新疆の人々が機械に強制労働させているとでも言うのだろうか」と批判しました。

さらに、汪報道官は、「実際のところ、強制労働は新疆ではなく、米国で行われている。米国は今でも1930年の『強制労働条約』を批准していない。米国の移民拘束システムにおいて、70%以上の拘束者が私営の拘置センターに収監されている。収容者たちは労働志願計画を通じて仕事をもらえるが、負担の大きな労働で8時間に1ドルの報酬といった奴隷並みの低賃金になっている」と指摘しました。

また、「世界で唯一、国連の『児童権利条約』を批准していない国として、米国では今でも50万人もの児童が農作業に従事している」と述べ、米国の強制労働という犯罪行為について深く調べ、正義を主張することを国際社会に呼びかけました。

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