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ウクライナ大統領はシャングリラ対話で台湾問題に言及せず=外交部

CRIPublished: 2022-06-13 21:19:02
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一部のメディアが、アジア安全保障会議(シャングリラ対話)で、ウクライナのゼレンスキー大統領が台湾問題に言及したと報じたことに対し、中国外交部の汪文斌報道官は13日の定例記者会見で、「ゼレンスキー大統領は、台湾問題に言及する発言をしていない。台湾問題を利用して騒ぎ立てる者がいるだけだ」と指摘しました。

汪報道官は、「台湾問題とウクライナ問題は、根本的に性質が異なっている。台湾は中国の不可分の一部であり、台湾問題は純粋に中国の内政であり、いかなる外部勢力の干渉も許されない。中国を分裂しようと企てる『台湾独立』勢力の行動に対して、われわれは強力な措置を講じて、国家の主権と領土の保全を断固として守る」と重ねて強調しました。

また、台湾海峡は国際水域なのかという質問に対し、汪報道官は、「台湾海峡で最も狭い部分は約70海里、最も広い部分は220海里だ。国連海洋法条約(UNCLOS)および中国の国内法により、台湾海峡の水域は両岸の海岸から順に、中国の内水、領海、接続水域、排他的経済水域となる」と強調しました。

汪報道官は「中国は台湾海峡の主権権利と管轄権を持っているが、関連海域での他国の合法的な権利を尊重している。そもそも国際海洋法には『国際水域』というものはない。関連諸国が『国際水域』を主張するのは、台湾問題を操作し、中国の主権と安全を脅かす口実を作るためである。中国はこれに断固反対する」と強調しました。

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