日本語

【CRI時評】ダボスでの中国の声は世界の時代の問いに答えを示す

CRIPublished: 2022-01-19 10:35:00
Share
Share this with Close
Messenger Pinterest LinkedIn

中国の習近平国家主席は17日、世界経済フォーラム(WEF)が主催するオンライン会議「ダボス・アジェンダ2022」に北京から出席し、演説した。習主席は、歴史の大勢を出発点として、現下の全世界における突出した試練を巡り、四つの提案を行い、三つの行動を宣言し、世界に向けて、中国が全世界の協力を推し進める決意と努力を明確に示した。

「手を携えて協力し、力を結集して新型コロナウイルスのパンデミックに打ち勝つ」「各種リスクを解消し、世界経済の安定・回復を促す」「発展格差を乗り越え、全世界の発展事業を再興する」「冷戦思考を排除し、平和共存と互恵・ウィンウィンを実現する」。習主席の四つの提案は、歴史的経験の総括から来たものであり、また現実に即したものでもあり、国際社会が現下の苦境から抜け出すための方向を示した。

新型コロナウイルスのパンデミックを前にして、中国は姿勢を示して行動し、これまでに120余りの国と国際機関にワクチン20億回分超を提供し、さらにアフリカと東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々に追加で数億回分を提供すると発表した。

過去1年間、世界経済は苦しみながら回復しつつあるが、先行きは依然として大きな不確実性に直面している。これについて、習主席は、経済グローバル化の方向と真の多国間主義を堅持しなければならないと改めて強調し、グローバルガバナンスシステムの変革の推進とマクロ政策の協調の強化を各国に呼び掛け、グローバル発展イニシアチブの実行を各国と共同で推進し、いかなる国も置き去りにしないよう努力することへの意欲を表明した。習主席が提起した真の多国間主義の堅持と開放型世界経済の構築の推進は、世界の発展の方向と流れを代表している。

世界で対立と対抗をあおる一部の勢力について、習主席は、「保護主義、一国主義は誰も保護できず、最終的に人に損をさせ、自らも害するだけだ」「異なる国、異なる文明は互いに尊重する中で共に発展し、小異を捨てて大同につく中で協力・ウィンウィンを図らなければならない」と強調した。

Share this story on

Messenger Pinterest LinkedIn