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習近平総書記が語る100年の歴史ある政党の品格

CRIPublished: 2022-01-14 15:43:00
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1月18日、中国共産党第19期中央紀律検査委員会第6回全体会議が北京市内で開催されます。同会議は党最高の規律検査機関の全体会議であり、格式が高く、紀律検査や監察業務の重大な問題や重大な事項を扱うなどで、外部からの関心を大いに集めます。

中央紀律検査委員会第6回全体会議の開催を目前に控え、習近平総書記が指摘する100年の歴史がある政党の鮮明な品格と貴重な経験について、改めて振り返ってみましょう。

習近平総書記は、「勇敢に自己革命を行うことは、中国共産党の他の政党とは異なる顕著な特徴である。わが党は鍛えに鍛えられ、生気に満ちている。その重要な原因の一つは、常に厳しい全面的党内管理を行うことを堅持していることだ」と指摘しました。

習総書記は1カ月あまり前に開かれた党の第19期中央委員会第6回全体会議(六中全会)で、「窯洞対(ヤオトンでの会話)」に言及し、「わが党の歴史はこれほどまでに長く、規模はこれほどまでに大きく、政権担当はこれほどまでに長い。いかにして、歴史における盛衰興亡の周期法則から抜け出せたのか。毛沢東同志は延安の窯洞(ヤオトン=洞穴式住居)で最初の解答を出した。それは『人民が立ち上がって政府を監督してこそ、政府は気を緩めることができない』ということである。100年の奮闘の歴史、特に第18回党大会以来の新たな実践を経て、わが党は改めて二つ目の解答を出した。それは自己革命である」と語りました。

また、六中全会では中国共産党の3回目の歴史的決議が採択され、「自己革命の堅持」は党の100年の奮闘の歴史的経験の一つとして練り上げられたとされました。

厳しく全面的な党内の整理整頓は偉大な自己革命であり、習近平同志を核心とする党中央の国政運営の鮮明な特色でもあります。党の第18期一中全会では、選出されたばかりの習近平総書記が、「新しい情勢の下で、党が党を管理し、党を厳しく整理整頓する任務を実行することは、これまでのいかなる時期よりも重要かつ緊迫した任務だ」と強調しました。

厳しい党内の整理整頓はどのように実施すべきか。習総書記は「指導幹部という『鍵となる少数者』を掌握することが決定的だ」と強調しました。党中央政治局会議は第18回党大会から1カ月も経たないうちに、8項目の規定を採択し、指導幹部が率先して仕事ぶりを改善するよう求めました。

記録によれば、中国紀検監察機関は第18回党大会以来、380万5000件の案件を審査し、408万9000人を調査や処分の対象としました。古今東西を見ても、中国共産党のように腐敗撲滅を「自らの生死存亡にかかわる」レベルにまで引き上げ、手を緩めずに行動し続けている存在は、ほかにありません。

中国共産党はなぜ、敢えて自らにメスを振るうのでしょうか。習総書記は2017年、省クラスや閣僚級の指導幹部が出席する、党の第18期六中全会の精神を学習・貫徹することをテーマとする特別セミナーで、「わが党に自己革命の勇気があるのは、わが党には国家、民族、人民の利益のほかに、自らのためのいかなる特別な利益も持たないからだ」と強調しました。

腐敗を撲滅し、風紀を正し、紀律を厳粛化すると同時に、「根本的な対策」に重きを置く一連の制度体系が絶えず構築され、整備されています。第18回党大会以来、党中央はかつてないほど力を入れて党内法規146本を制定あるいは改正しました。党と国家の監督体系はたえず改善され、国家監察体制の改革は公権力に対する監督を全面的にカバーすることを実現しました。

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