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平和友好条約45周年シンポ 「地域と世界の平和・繁栄への寄与」を強調

CRIPublished: 2023-10-25 22:25:59
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福田元首相は、「日中両国は永遠の隣人であり、友好協力は必然の流れだ。双方は『日中平和友好条約』の精神を銘記し、健全で安定した関係の発展を推進していくべきだ」と述べました。福田元首相はその上で、「現在の複雑な国際情勢の下で、長期的な視野に立って日中協力を推進し、両国の互恵・ウィンウィンの実現に向けためたゆまぬ努力を続け、世界の平和と繁栄により大きな貢献せねばならない」と論じました。

開幕式であいさつする呉江浩駐日大使

呉大使は、「45周年記念を契機に、双方は条約締結時の初心を温めなおし、義務を履行し、中日関係の歩みから知恵を汲み取り、平和・友好・協力の新たな一章をつづりつづけ、世界の平和と安定を守り、国際社会での公平と正義を守り、新時代を背景に条約の精神に新たな中身を注ぎ込んでいく必要がある」と指摘しました。

開幕式であいさつする垂秀夫在中国大使

垂大使は、「日中両国はいずれもアジアの大国であり、両国関係の安定は両国民だけでなく地域、ひいては世界の平和と繁栄にも有益だ」と指摘し、さらに「国際情勢の変化と両国関係に出現したさまざまなリスクや試練を前にして、両国は戦略的な見地から意思疎通と協力を強める必要がある。45年前に締結された『日中平和友好条約』は両国関係の進むべき大きな方向を示してくれている」と指摘しました。

会場の様子

このシンポジウムを運営したのは中国社会科学院日本研究所と中華日本学会で、「中日平和友好条約」の歴史的意義と今日の価値を掘り下げ、両国関係は国際秩序の変遷を背景に、正しい道に沿って、安定して健全な発展を実現ことに向けて、中日双方の識者の知見を結集することを趣旨に開かれたとのことです。

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