第10回中日韓文化大臣会合が開催、文化協力に焦点
第10回中日韓文化大臣会合が30日、黒竜江省ハルビン市で開催されました。中国からは文化旅遊部の雒樹剛部長が、韓国からは文化体育観光部の都鐘煥(ト・ジョンファン)長官が、日本からは文部科学省の林芳正大臣が出席し、それぞれ講演を行いました。
3ヵ国の文化部門の長たちは、ここ数年の中日韓における文化交流の発展と成果を振り返り、今後の実務的協力のさらなる推進について意見交換をしました。
会合後、3ヵ国は「中日韓文化大臣会合―ハルビンアクションプラン(2018~2020年)」を発表しました。同プランには、向こう3年間の3ヵ国の重点協力分野と重点事業が記載されています。また、中国の陝西省西安市、韓国の仁川(インチョン)広域市、日本の東京都豊島区が、2019年東アジア文化都市に指定されました。
なお、会期中には中韓、中日、日韓の両国間会談もそれぞれ行われました。