中国烏鎮 犬型ロボットやロボットカーが安全保障に登場
2024年世界インターネット大会が中国東部の浙江省烏鎮で開催されています。烏鎮では今年、安全を保障するためのインテリジェントな取り組みとして、犬型ロボットやロボットボート、ロボットカーから成るパトロールチームが初めて導入されています。
犬型ロボットは、さまざまな地形に適応可能で、移動速度は秒速3~6メートルです。装着されたカメラを通じて、現場の映像データの収集と指揮本部への送信を同時に行い、異常時には警報を発します。異なる利用場面に対応するため、スピーカーや警報発信ボタン、救急箱セットなども搭載しています。
パトロール中の犬型ロボットとロボットカー
犬型ロボットは24時間稼働してパトロールすることが可能で、階段を上ったり障害物を乗り越えたりすることもできます。ロボットカーは小型で全地形に対応し、パトロールコースを自主的に設定可能で、積載量は最大280キロに達します。
烏鎮を流れる河川では、自動巡航のロボットボートが5Gネットワークを通じて現場の映像や水質検査データを指揮本部に送信できます。指揮本部は端末装置を通じてリアルタイムにモニタリングすることが可能です。