世界最小の恐龍の卵の化石を発見 ウズラの卵未満のサイズ=江西省
江西省カン州(「カン」はへん部分が「章」、つくり部分は「夂」の下に「貢」)市内でこのほど、世界で最も小さい恐龍の卵の化石が発見されました。研究者が小型恐龍の巣の跡を発見したところ、巣には計6個の恐龍の卵がありました。卵は長軸がわずか2.9センチでウズラの卵よりも小さく、これまで知られる中で最も小さな恐龍の卵の化石です。
研究者はこの6個の貴重な化石を、電子顕微鏡スキャンなどの先端技術のさまざまな手法を使って、ミクロ構造の詳細な分析を行いました。
分析の結果、この恐龍の卵の化石にはいくつかの特徴があることが分かりました。例えば、卵殻内部の乳頭突起層