フォロワー100万人超の32歳中国人インフルエンサーが脳出血で死去 4人の子を残して
体調の異変を感じてライブ配信を急遽終了する直前の雲南阿奎さん
フォロワー数が100万人を超えるインフルエンサーの雲南阿奎さん(32歳)が6日、ライブ配信中に脳出血を発症しました。病院に搬送されてICUで治療を受けましたが、8日後の14日未明に死去しました。
雲南阿奎さんは最近になり、「本当に体がもうもたない」と言っていたとのことです。6日には、「もうだめだ。めまいがする。意識が遠のく」と言ってライブ配信を終えました。チームメンバーが異常を察して、雲南阿奎さんを直ちに病院に搬送しました。雲南阿奎さんは脳幹出血と診断され、重篤な状態のため、開頭手術が行われました。
雲南阿奎さんの応急措置は8日続きましたが、14日未明に容態が悪化して息を引き取りました。チーム関係者によると、雲南阿奎さんは以前から高血圧を患っており、しばしば夜を徹してライブ配信をしていたため、負担は相当に大きかったとのことです。関係者はさらに、「彼は今年まだ32歳で、あまりにも突然の出来事でした。妻と両親、そして4人の幼い子どもが残されました。最年長の子は11歳で、次の子はわずか5歳か6歳。一番小さな子は双子で生後たった5カ月です。本当に悲しいことです」と語りました。
雲南阿奎さんは雲南省昭通市出身の動画クリエイターで、作品は多くの場合、地方色と民族文化の要素が含まれていました。ある動画プラットフォームでは、雲南阿奎さんのアカウントには75万人のフォロワーがいて、別のプラットフォームでは109万人のフォロワーがいます。妻の唐三妹さんもショート動画配信の仕事をしていて、100万人以上のフォロワーがいます。夫婦はチームを結成して文化メディア会社を設立し、ライブ配信キャスターとしての多くの契約をしました。
雲南阿奎さんは数時間あるいはそれ以上に及ぶライブ配信を続けてきました。長時間にわたるライブ配信で夜を徹することもあり、疲労が蓄積して脳出血などの発作を引き起こしやすい状態だったとされます。
雲南阿奎さんの突然の死は、多くのネットユーザーを深く考えさせることになりました。あるユーザーは「若者は自分の健康にもっと気を配るべきだ。金銭を追い求めるあまり体を無視すれば、最後には大きな代償を払うことになる。元も子もなくなる」とコメントしました。