中国海軍の医療船 7年ぶりにガボンを再訪
「和諧使命(調和の取れた使命)-2024」の任務を遂行中の中国海軍の医療船「和平方舟(平和の方舟)」号が現地時間26日、ガボンの首都リーブルビルに到着しました。7日間にわたる友好訪問を行うと同時に、医療サービスを提供します。同医療船にとって今回は、2017年の「和諧使命」任務遂行以来7年ぶりの再訪となります。
同医療船は26日午前10時頃、首都の南西10キロにあるオウェンド港に寄航し、盛大な出迎えを受けました。歓迎式ではガボンの軍楽隊が両国の国歌を演奏し、医療船の任務指揮官がガボンの儀仗隊を閲兵しました。中国の獅子舞が披露される中、民衆の代表が両国の国旗を振って、医療船の再訪を歓迎しました。ガボンの軍、政府当局者や在ガボン中国大使館の職員、華人華僑、中国企業代表などが出迎えました。
訪問期間中、同医療船は主要医療設備を用いて訪れた受診者の診療を行う同時に、現地の病院に専門家チーム、巡回チームを派遣して共同診療も行います。また、将兵代表は現地の学校を訪れて保健サービスと文化交流を行うほか、ガボンの将兵との親善サッカー試合を行う予定です。