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2024年北京・天津・河北の海洋散骨活動が開催

CRIPublished: 2024-04-01 11:56:13
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2024年北京・天津・河北の海洋散骨活動が31日、天津市の渤海湾で開催されました。北京市、天津市、河北省の遺族らは渤海湾の海辺で、青く澄んだ海で眠りたいという故人の願いをかなえました。

天津国際クルーズ母港埠頭(ふとう)では同日午前10時、出港式が開かれました。現場では、儀仗兵らが厳粛に隊列を組み、海で眠りに着く故人らに献花しました。その後汽笛が鳴り、海洋散骨活動が始まりました。故人35人の遺骨を載せた専用船「国賓9号」は、ゆっくりと渤海湾に向かいました。

花びらと共に、海へ散骨された故人らは自然回復

船が指定された海域に着くと、遺族たちはデッキに立ち、家族の遺骨を海にまきました。花びらと共に、海へ散骨された故人らは自然回復しました。

北京在住の劉淼さんは、幼い頃から祖母と生活していました。劉さんによりますと、海洋散骨は祖母の願いでした。

河北省唐山市在住の白光さんは、「唐山はそもそも海に臨んでいるので、海との縁は生まれ付きのものだ。祖母、祖父、父親は海洋散骨を選んだ。今回は母親を送る。両親は生きていた頃、海洋散骨を認めた」と話しました。

北京市民政局によりますと、北京市は1994年5月に海洋散骨を始めてから、これまで集団散骨活動を774回実施し、故人3万4000人分の海洋散骨を実施しました。ここ30年、市民の参加が年々増えています。また政策面の優遇策により、財政的に補助され、全過程のサービスは無料で、遺骨を残さない葬儀は国民の負担を効果的に軽減し、多様化されたニーズを満たし、葬儀の風習の変化を促進しました。

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