初の国産大型クルーズ船が引き渡し完了 商業運航試運転へ
10日、中国初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都（アドラ・マジックシティ）号」に、世界各地から集まった1292名の船員が乗船しました。すでにクルーズ船用の設備の取り付けも完了しています。これは、中国初の国産大型クルーズ船の商業運航の準備が進み、正式に運航会社へ引き渡されたことを意味しています。
11月4日、研究開発に8年間、設計・建造に5年間を費やした初の国産クルーズ船「愛達・魔都（アドラ・マジックシティ）号」が、上海の造船埠頭で正式に引き渡されました。引き渡し後には、船内に設置されたアート作品、ホテル用品、医療設備などの状況と機能の検証が始まりました。
近々、同クルーズ船は運行ターミナルとなる上海の「呉淞口埠頭」へ移動し、商業運航の試運転に備えるとのことです。