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中国の障害者のバリアフリー生活を支援する「ブラックテクノロジー」

CRIPublished: 2023-05-24 13:42:34
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2023中国国際福祉博覧会開催の様子

2023中国国際福祉博覧会および中国国際リハビリテーション博覧会が今月21日から23日まで北京で開催されました。3日間の日程で開催された同展示会には、ドイツ、米国、日本など14カ国・地域から300社以上が出展しました。

2万5000平方メートルの展示エリアには、歩行補助用具、義肢・矯正器、リハビリ施設設備、バリアフリー施設設備・養老など五つの展示エリアが設置され、障害者向けだけでなく、要介護高齢者やその他の機能障害者向けにも対応しました。300余りの出展企業から1万点余りの展示品が持ち込まれ、スマートバイオニックハンド、スマート義足、スマート歩行ロボットなどのスマート化補助器具が集中的に公開されました。

博覧会では、一部の新技術・新製品が初公開され、異なる機能障害を持つ人たちに新たなソリューションをもたらしました。例えば、1文字を目で見つめて1秒も動かないと漢字が選ばれ、一つの文になった後、画面の裏側に文字と音の二重表示が行われます。この新たに開発されたアイコントロールシステムは、両手を解放し、メッセージを送ったり、ゲームをしたりするのにアイコントロールだけが必要で、ALS患者などの人々に便利をもたらしています。また、福祉博覧会に初登場した外骨格ロボットは、着用後、ロボットが利用者の歩容を自動的に認識し、1歩歩くごとに最大約15キロのアシストを提供できるとのことです。

現在、中国各地では障害者基本補助器具適合補助金制度を確立し、実施と試行作業を展開しており、障害者基本補助器具の適合率は85%以上に達しています。

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