中国・スペイン国交樹立50周年記念プロジェクト「中西文化の旅」が起動

中央広播電視総台（チャイナ・メデグループ/CMG）とスペイン文化・スポーツ省の共催による中国・スペイン国交樹立50周年をテーマとしたプロジェクト「中西文化の旅」が30日にキックオフとなり、中国共産党中央宣伝部副部長でもあるCMGの慎海雄台長、スペインのミケル・イセタ文化・スポーツ相、呉海涛駐スペイン中国大使、デスカヤ駐中国スペイン大使が同日、オンライン形式で行われた開幕式に出席し、それぞれあいさつを述べました。

CMGの慎海雄台長

慎台長は、「今年は中国とスペインの国交樹立50周年に当たる。中国とスペインの協力の永続と安定化、多元化は、両国の現代化な発展と対外開放に尽きることのない原動力を提供してきた。今回の『中西文化の旅』は大型メディア融合プロジェクトで、ドキュメンタリーという形で両国の交流の歴史を全面的に振り返り、映像を通じて50年間にわたる両国の発展のつながりと深い友情を紡ぎだすことになる。また、新しいメディア技術を駆使して、時空を超えた両国の美術作品の対話を実現し、フォーラムの開催や新メディアでのライブ配信を通じて、国内外の視聴者に両国のユニークな魅力や交流・学び合いの成果を紹介していく。さらに、多くの報道を行い、両国間の友好都市の縁と協力を紹介し、両国文化交流の新たな地平を共に切り開くものとなるだろう」と述べました。

スペインのイセタ文化・スポーツ相

また、イセタ文化・スポーツ相はプロジェクトの起動に祝意を表した上で、「文化は双方向のコミュニケーションの懸け橋であり、スペインと中国の懸け橋でもある。両国の文化は奥深く、その歴史の中で大きな成果を収めてきた。今回のプロジェクトを通じて、中国でスペイン文化をアピールするとともに、スペインの中国文化に対する理解を促進することを期待している。今後、両国の絆がさらに力強く発展すると確信している」と述べました。