中国産アウトドア用品海外からの注文が急増
「世界的な日用品取引の中心」と呼ばれる中国浙江省義烏では、アウトドア用品の輸出が高まりを見せています。注文が殺到しているため、一部の商品については発送が5～6月にずれ込む見込みだということです。
常態化した貿易の回復に伴い、最近、義烏商業貿易城（通称：福田市場、約10万店が入居する世界最大の日用雑貨卸売市場として知られる）を訪れる外国人は明らかに増加し、現在、1日平均1000人以上に達し、オフラインでの商品選別によって貿易量の増加が促されています。また、注文が増えたもう一つの理由は、今年に入って企業側が積極的に新製品の開発に乗り出しているためです。新製品の中では、ある傘型のテントは開閉が非常に便利なため、特に仕入れ業者に人気があり、生産が追い付かず、発送は5～6月にずれ込む見込みです。
テントや多機能のアウトドア防水バッグを専門に生産している会社の責任者は、「今年は急に注文が増えており、倍増する見込みだ。ある米国の買い手は、これまでに買い付けした商品には売れ残りも出ていたが、消費の回復に伴い、在庫品の供給が追いつかなくなったと話している」と述べました。
義烏商業貿易城で商品を選ぶ各国のバイヤー