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中国最先端のRO-RO船「祥龍島」渤海湾航路に就航へ

CRIPublished: 2022-01-20 16:40:00
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中国が自主開発した、トラックやトレーラーごと乗り降りできる貨物船=RO-RO船の進水式が18日、広東省広州市で行われ、船名は「祥龍島」と名付けられました。

「祥龍島」は、全長208メートル、幅28.6メートル、最高速度23ノットで国内で最も速い船となり、1375人の乗客と500台以上の車両を輸送することができるということです。

これは中国船舶集団傘下の広船国際有限公司が開発したもので、国内で最もインテリジェントで環境に優しいRO-RO船でもあります。

中国船舶集団・広船国際RO‐RO船プロジェクトマネージャーの羅毅氏は「幅約550メートルの海域で自在に旋回できる優れた操舵性能を有する。また、騒音や振動を低減し、世界トップレベルの快適な乗り心地を実現した。独自設計の統合インテリジェントシステムを搭載し、乗客に便利なホテル式サービスも提供できる」と述べました。

2021年9月に運航開始となった姉妹船の「吉龍島」と同様に、「祥龍島」も山東省の煙台市と遼寧省の大連市を結ぶ渤海湾航路に就航する予定です。

RO‐RO船は、旅客を乗せると同時に貨物を輸送することができる大型貨物船で、コンテナ専用のLO‐LO船とは異なり、車輪付き貨物を運ぶために特別に設計されていて、車輪またはプラットフォーム車両で船上に出入りすることができます。

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