タクラマカン砂漠の「鎖辺」任務が間もなく完了
中国最大の砂漠であるタクラマカン砂漠は、総面積約33万7600平方キロ、周長3046キロです。砂漠の縁に沿って「緑の壁」を構築し砂漠の拡大を防ぐ「鎖辺」任務はあと約1キロを残すのみで、間もなく完了します。
「鎖辺」任務の残されたエリアは和田(ホータン)地区于田(ケリヤ)県に位置します。このエリアに植えられているのはバラで、とても低く見えますが、樹齢7、8年です。多くの場所で春に植樹が行われますが、和田では冬に入っても日中の気温はそれほど低くなりません。今の屋外の気温は4度です。冬に入ると砂ぼこりが舞い上がる気象現象が減り、植物の活着率が高まります。
植樹の現場では人工だけでなく機械も導入されています。1台につき1日100ムー