サプライチェーン博覧会出展者 グリーンで低炭素の先進製造チェーンの構築を提案
5日間の日程でおこなわれる第2回中国国際サプライチェーン促進博覧会が26日、北京で開幕しました。今回の博覧会で初めて設置された展示エリア、先進製造チェーン展示エリアには中国内外の企業80社が出展しています。
これら出展企業は26日、「グリーンで低炭素工業の新時代を共創する―先進製造チェーン出展企業合同イニシアチブ」を共同で打ち出し、先進製造チェーンの構築に共同で力を入れることになりました。
同イニシアチブは、博覧会のプラットフォームを利用し、技術革新や産業のモデルチェンジとグレードアップ、国境を越えた協力を支援し、製造業のよりグリーンで、低炭素かつ持続可能な方向へのモデルチェンジを共同で推進することを目指します。
これについて中国国際貿易促進委員会の任鴻斌会長は、「より多くの企業が炭素削減、汚染削減、グリーン要素の増加などに前向きに取り組み、関連技術の研究開発と普及を加速させ、グリーン製造の国際協力を積極的に推進することを望んでいる」と述べました。
なお、今回の博覧会の先進製造チェーン展示エリアでは、ハイエンド製品の研究開発設計、新材料の採用、重要な部品と加工、スマート製造とハイエンド装備など産業チェーンにおけるプロセスが展示され、進んだ製造業によって産業のグレードアップが推進され、国際競争力が向上するという重要な役割が示されています。