第2回中国国際サプライチェーン博が明日開幕 アップル・クックCEO「中国のパートナーを非常に重視」
中国国際貿易促進委員会の主催による第2回中国国際サプライチェーン促進博覧会(CISCE 2024)が26日から30日まで北京市内で開催されます。米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は25日早朝に博覧会会場を訪れ、アップルの展示スペースを視察しました。クックCEOは、「この1年に中国を3回訪問した。中国の協力パートナーを非常に重視している」と述べました。
アップルは中国国際サプライチェーン促進博覧会に、第1回から2年連続の参加です。また今回は同社の出展に伴い同社のサプライヤー4社も出展します。アップルの世界の主要サプライヤー200社の80%以上が中国で工場を設けています。アップルは過去5年間、中国でのスマート製造とグリーン製造に200億ドル(約3兆円)以上を投資しました。
クックCEOは、「中国国際サプライチェーン促進博覧会は成功した展示会であり、イノベーションを引き出す原動力だと思う。この展示会でこれらのイノベーションの成果を見ることができてとてもうれしく、その一部になることができて光栄だ。私は中国の協力パートナーを非常に重視している。中国の協力パートナーがなければ、我々は今日の成果を得ることができなかった」と述べました。