香港初の双子パンダ 生後100日目を祝うイベント
11月23日、香港海洋公園はパンダのインインとリーリーの間に生まれた双子の赤ちゃんパンダの「百日宴」をライブ配信しました。百日宴は新生児の生後100日目に、長寿を祈って行うお祝いの儀式です。
同日は朝から、香港伝統の百日宴で配られる「赤いゆで卵」や「豚足の生姜酢漬け」が来場者に振る舞われ、園内はお祝いムードに包まれました。
海洋公園劇場の大型LEDスクリーンには、双子の赤ちゃんパンダが映し出され、愛らしい姿がリアルタイムで中継されました。2頭は体をくねらせたり寄り添ったりして、姉が弟の上に乗るという、可愛らしい場面も見られました。
現在、2頭は急速に成長しており、体重は2頭とも約5キロに達しています。姉は生まれた時、目が細長い「鳳眼」と呼ばれる形で、尾に少量の黒い毛が生えていましたが、飼育員によれば成長に伴い他の特徴で見分ける必要が出てくる可能性があるとのことです。
香港海洋公園では11月23日と24日の2日間にわたり、双子パンダの生後100日を祝う特別イベントを開催し、パンダをテーマにしたハンドクラフトのワークショップ、音楽バンドの特別ライブ、双子の成長記録を展示したフォトウォールなど、さまざまな企画を用意しています。