中国とカザフスタンのビザ免除発効1年 両国間の往来は129.18%増
「中華人民共和国政府とカザフスタン共和国政府の相互ビザ免除に関する協定」が発効したのは2023年11月10日で、この10日で発効してから1年が経過しました。同協定の発効に伴い、中国とカザフスタンの両国国民の相手国訪問は大幅に増え、ビジネスや観光がさらに盛んになりました。協定発効以来、ビザ免除政策を利用してウルムチ国際空港で中国に入国して、観光やビジネスをするカザフスタン人は延べ3万5000人に達し、両国の観光市場と経済、貿易により多くの活力を注入しました。
ウルムチ出入国国境管理検査署第4勤務隊の趙虎隊長は、「協定発効以来、当空港を経由して入国する観光客とビジネスマンの数ははっきりと増加しました。中国とカザフスタン間の便数は毎月130便前後を維持しています」と説明しました。中国とカザフスタンの国境にあるホルゴス通関所も今年に入ってから出入国者が大幅に増え、1日当たりの出入国者数は3700人前後で、最も多い日は6800人を超えました。今年は10日までにホルゴス通関所での出入国者が100万人に達し、初めて年間100万人の大台を突破しました。
ウルムチ出入国国共管理検査総署のまとめによると、中国とカザフスタンのビザ免除政策が発効してからの1年間で、新疆の通関所や空港で中国とカザフスタンの両国を往来した人は前年同期比129.18%増の延べ192万9000人余りに達しました。