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ユニクロがコストパフォーマンス低下 中国で人気失う

CRIPublished: 2024-07-26 13:10:37
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ユニクロはこのほど最新の財務報告を発表し、中華圏での営業収入と収益がいずれも減少したことを示しました。ユニクロの経営者らは、「中国の消費者心理が変化し、洋服を購入する際、ユニクロを選ばなくなった。中国はユニクロの販売成長の原動力だが、売れなくなるとは予想していなかった」と嘆きました。

中国のユニクロ店舗

「購買意欲がない上、コラボ商品も海外より1年は遅れている」「ユニクロの品質は前より下がり、値段はかえって高くなった」など消費者はしばしば不満を漏らしています。

ユニクロの親会社ファーストリテイリングが明らかにした2024年3~5月の財務報告によりますと、中国国内と香港市場の売上高は減少し、利益が大幅に縮小したことが分かりました。岡崎健最高財務責任者(CFO)は、今年下半期も現状が続くと予測しています。

ユニクロは2002年、中国市場に進出し、上海に1号店をオープンしました。分析によりますと、ユニクロはコストパフォーマンスがよく、またコラボ商品の発売を通じて、ファッション好きの若い年齢層の消費者に愛され、中国市場の業績は急上昇しました。それ以降の20年間、ユニクロは中国で急速に発展し、中国の都市化と消費のグレードアップの恩恵を充分に受けていました。

業績の低下について、ユニクロは、「前年上半期の実績がやや高かったこと、消費意欲と消費環境の低下、商品が消費者ニーズに応えていないことなどで、販売状況を楽観視できなくなった。また今年第2四半期、中国での閉店数は新規出店数を上回り、史上初めてのことだ」と説明しました。

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