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28歳の准教授、一風変わった修士募集文で注目=中国

CRIPublished: 2023-05-15 13:05:21
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研究院の公式サイトに掲載された邵典准教授の写真

中国の陝西省西安市にある西北工業大学無人システム技術研究院の邵典准教授はこのほど、学院の公式サイトで一風変わった修士募集文を発表し、「顔がかわいく、丸顔で、若く見える」との自己紹介で、学術界で人気を博しただけでなく、多くのネットユーザーの注目を集めました。

邵准教授は中国の名門大学である北京大学で学士号を取得し、香港中文大学で博士課程を修了した後、2023年1月に西北工業大学に就職しました。現在、西北工業大学と上海人工知能実験室の2カ所で修士を募集しています。研究方向は人工知能(AI)、コンピュータビジョン、AI動画認識などです。

募集する修士の条件について、邵准教授は「正直で善良(人としての前提)、苦労をいとわない(科学研究は容易なことではない)、学術の道徳がある(これは最低ライン)、研究基礎がある(数学やコンピューター、コーディングが好きではない方はご遠慮ください)、人工知能に対して自発的な興味がある(興味は最高の先生です。私が毎日あなたに論文を読ませることにならないで)、コミュニケーションを取りやすい(私は何かあったら隠さずそのまま言う性格です)」と書いてあります。

最も注目されたのは、邵准教授が自分の長所と短所を挙げた点です。長所は「顔がかわいく、丸顔で、若く見える。学院で撮った写真をご参考ください」と記し、短所には「早口で、何事も心の中に閉じこめて交流しない学生は好ましくない。考えを口にして交流してほしい」としています。

邵准教授によりますと、募集文を出す前に学長に問題ないか確認し、学長は「若者の新しい表現方法を支持する」と話したということです。多くのネットユーザーは、「かっこ書きの内容がハイライト」「親しみやすくユーモアがある」と好感を示しました。

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