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【CRI時評】世界が中国の南の小さな町で手に入れたもの

CRIPublished: 2023-04-01 09:47:43
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「今回は『家に帰る』ことができてうれしかった。」3月28日から31日まで開かれたボアオ・アジアフォーラム2023年年次総会で、オーストラリアのある製造業企業の責任者マーク・ハッチンソン氏はインタビューに受けた際こう答えた。中国で長年ビジネスをしてきたハッチンソン氏は、すでにここを「第二の故郷」とみている。

ハッチンソン氏のような企業経営者は少なくない。今年のフォーラムには5大陸の50以上の国と地域の政界、財界、シンクタンク専門家の代表1500人以上が参加した。不安定、不確定が当たり前のものとなっているなかで、今回の年次総会は「不確定な世界:団結・協力して課題に対応、開放・包摂で発展を促進」をテーマとし、非常に現実的な意義があり、人々の確実性に対する切実な期待を反映している。

確実性は、現在の世界の希少品だ。米国に本社をおくコンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループの調査によると、回答者のうち約75%のグローバル企業トップが、2023年に各国企業が直面する最大の課題として不確実性を挙げている。

「中国の対外開放のシグナルは非常にはっきりしている」「中国の経済成長の勢いは力強い」「中国の消費市場は他国にとって特に重要だ」……。この4日間、多くの外国人参加者がこのような感想を述べた。彼らの「わが家に帰ったような」高揚感と安心感、そして「中国の確実性」への自信がひしひしと伝わってくる。

こうした自信は、どこから来ているのか。

「中国市場はわれわれの最大の自信だ。」フォーラムに参加した多くの外資系企業は取材に答え、中国の活力あふれる市場、良好なビジネス環境、整ったサプライチェーンシステムを称賛した。マクロの面から見ると、世界の自信は中国とアジアの平和で安定した発展環境から来ている。そのなかで、平和的発展の道を堅持する中国は間違いなく重要な力だ。フォーラムで中国は「平和と発展の方法で、14億人余りの人口全体を必ず現代化社会に進める」と明言した。

世界的な不確実性リスクが高まるなか、アジア、とりわけ、中国は確実性に満ちている。これは外国企業が「帰ってくる」という自信を固めただけでなく、彼らに「遠距離航海」をする原動力を与えた。

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