北京冬季五輪を台無しにする目論見は成功しない
外交部の趙立堅報道官は19日の定例記者会見で、「北京冬季五輪を妨害し信用を失墜させようとする行為が人心を得ることはなく、成功することもない」と指摘しました。
報道によりますと、ロシア対外情報庁のセルゲイ・ナルイシキン長官はこのほど、「ロシア側は、米国と同盟国が北京冬季五輪の準備作業に大規模かつ悪意的に介入していることを示す多くの情報を持っている」と述べました。
これに対し、趙報道官は、「私たちは関連報道に注目している。ナルイシキン長官が述べたように、北京冬季オリンピックを妨害し、信用を失墜させようとする行為は、各国の選手の利益と国際オリンピック事業を損ない、オリンピック精神に背くものであり、国際社会の主流の意見にも合致しない。このようなやり方は非常に狭量であり、完全に間違っている｣と指摘しました。
趙報道官は同日、中国側は米国側の政府高官からなる団体の一部メンバーに対し、必要なビザを発給したことも確認しました。「米国側がオリンピック精神を着実に実践し、中国側と共に努力し、各国の選手が北京冬季五輪に参加できるように良い雰囲気を作り出すことを望んでいる」と述べました。