王毅外交部長がオマーン外相と会談
王毅国務委員兼外交部長は14日、江蘇省無錫市内でオマーンのバドル外相と会談し、「同じ発展途上国であり、新興市場経済体でもある両国は、共通の試練にさらされている中で互恵協力を深化させ、戦略的パートナーシップの前進に力を入れる必要がある」との考えを示しました。
双方は、石油・ガス資源の開発や設備製造、5G通信、電力などの各分野における協力を強化し、新エネルギーと再生可能なエネルギーについての協力を拡大し、三角協力の深化を検討することで一致しました。また、ビザの相互免除についても合意し、両国の人員の往来の利便化や人員と文化の交流の促進に向けて、関連文書の早期締結の意思をともに示しました。
さらに、新型コロナウイルス感染対策における協力強化を継続していくことや、ワクチンの公平な調達を確保し、政治化に反対することでも一致しました。双方は、中国と湾岸協力会議