アジア開発銀行 24年のアジア太平洋地域成長率を5.0%と予測
アジア開発銀行(ADB)が25日、『アジア経済見通し(2024年9月版)』を発表し、アジア太平洋地域の24年の成長率を5.0%、25年は4.9%と予測しています。
中国については、24年の成長率を4.8%、25年は4.5%と予測しています。
アジアの途上国が24年上半期に成長の活力を維持し、インフレが鈍化しつつあり、コアインフレーションはコロナ前の水準に戻っています。
輸出が安定的に伸びており、収益性の高いテクノロジー企業と中国は主なけん引力となっています。
金融市場は圧力に抵抗する能力が比較的高く、各国の通貨が安定性を維持しています。
24年のアジア太平洋地域の途上国のインフレ率は2.8%、25年は2.9%と予測されています。