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日本の出展企業:中国国際消費財博覧会は中国市場開拓の「チャンスの場」

CRIPublished: 2024-04-17 13:31:46
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中国南部の海南省海口市で13日に始まった第4回中国国際消費財博覧会 (CICPE)は、アジア太平洋地域で最大の消費財展示会です。CICPEには世界各国から特色ある流行の先端の商品が集まり、中でも日本からは34社・計80ブランドが出展しています。CICPEは多くの日本企業にとっても、中国市場をさらに開拓する「チャンスの場」と位置づけられています。

第4回中国国際消費財博覧会の日本パビリオン

1993年創業の鎌倉シャツは日本でも人気のブランドで、同博覧会への参加は今回が2回目です。同ブランドを展開するメーカーズシャツ鎌倉の貞末奈名子社長は、「博覧会はビジネスチャンスに満ちた場です。より多くの日本企業と共に出展することを望みます」と述べました。

鎌倉シャツブース

今回初めてCICPEに参加した三菱食品は、スナック菓子、飲料、酒類などの商品を出展し、多くの消費者がブースに足を止めています。同社事業開発本部海外市場グループマネージャーの佐藤龍太さんは、「海南はリゾート地として有名ですが、この地のビジネス環境が非常に素晴らしいことには驚きました。中国の市場の将来性が感じられます」と語りました。

三菱食品ブースに展示された日本の菓子類

1599年創業で425年の歴史を持つEBISUYAも今年が初出展です。同ブランドは、江戸時代に武士のために作られた文様と現在のデニム生地を組み合わせたバッグ類や抱き枕などの家庭用品のデザインに力を入れています。EBISUYAデザイナーの小野陽子さんは「この出展を契機に、将来的には中国に代理店を設けて販売を広げて、文化交流も進めたいです」と述べました。

EBISUYAブースに展示された商品

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