中国 2023年の社会物流総額は7243兆円超
中国物流・購買連合会が7日に発表した2023年の物流関連指標及び関連説明によると、中国経済は同年、起伏しつつも回復し、安定要因は累積し続けました。物流の状況も改善が続き、業界全体が回復し、好転しました。市場の需要規模の回復は加速し、通年の社会物流総額は352兆元(7243兆円)を超えました。
中国物流・購買連合会の蔡進副会長は、「2023年の物流業全体の発展は安定の中で好転する基本的な流れを維持した」と述べ、需要構造では農産物、工業、消費、輸入分野の物流需要が安定して増加したと説明しました。
民生消費物流の需要は安定しつつ好転し、2023年の企業および住民による物品物流総額は前年比8.2%増の13兆元(267兆円)でした。小売などの分野の回復力も明らかに向上し、飲食関連物流総額は前年比20%増、百貨店による小売関係の物流総額は同8.8%増で、いずれも減少から増加に転じました。
また、2023年には輸入物流量は総額が前年比13.0%増の18兆元