中国のサービス貿易規模が過去最高に 知識集約型サービス貿易が発展の新エンジンに

商務部が2月1日に発表したデータによると、2023年に中国のサービス貿易は着実に増加し、規模は過去最高を記録しました。知識集約型サービス貿易は急速な成長を維持し、サービス貿易の発展の新たなエンジンとなっています。

中国は昨年からサービス貿易の革新的発展の試行を全面的に深化させ、同時にサービス業の開放拡大の総合的なテスト地点を設置し、試行制度の利益を企業に与え続けています。また、関連技術のアップグレードによって企業の海外での競争力が強化されています。

商務部が1日に発表したデータによると、2023年の中国のサービス輸出入総額は前年比10％増の6兆5754億3000万元（約130兆円）でした。構造的に見ると、知識集約型サービス貿易は急速に増加しています。現在、中国にはすでに特色あるサービス輸出基地が112カ所あり、文化、デジタルサービス、地理情報、知的財産権と言語サービスなど七つの分野をカバーしています。

商務部サービス貿易商業貿易サービス業司の王東堂司長は、「中国のサービス貿易は、デジタル化の発展とグリーン低炭素の発展などの重大なチャンスを迎え、サービス貿易の開放革新発展がハイレベルな対外開放に新たな活力を注入し、対外貿易の質の高い発展のために新たな原動力を育成するだろう」との考えを示しています。