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中国の造船会社世界初の「海上石油加工工場」を引き渡し

CRIPublished: 2023-05-29 10:59:15
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中国船舶集団(CSSC)傘下の大連船舶重工が自主設計した世界初のM350型浮体式石油生産貯蔵積出船が26日、正式に引き渡されました。浮体式石油生産貯蔵積出船は、深海の石油・ガス資源を採掘するハイエンドの大型海洋工事設備であり、海上で石油・天然ガスなどのエネルギーの採掘、加工、貯蔵、積出を実現することができ、「海上石油加工工場」とも呼ばれています。

中国が自主設計した世界初のM350型浮体式石油生産貯蔵積出船

今回引き渡された船型はM350型で、全長364メートル、型幅64メートル、型深さ33メートル、排水量46万トン余りで、現時点で世界最大規模の浮体式石油生産貯蔵積出船です。世界の多くの海域での石油・ガス開発作業に適しており、1日当たり22万バレルの原油を処理できます。これは敷地面積10平方キロの陸上石油・ガス加工工場に相当します。設計耐用年数は30年以上で、ハリケーンにも耐えられるということです。

M350型浮体式石油生産貯蔵積出船は、石油採掘や原油製品の貯蔵と輸送を行うことができるだけでなく、作業員の居住と生産管理活動を一体化した大型海上石油生産基地でもあります。船内には部屋80室があり、158人が同時に入居でき、指定された場所に迅速に到着して石油・ガスの開発を行うことができます。建造周期が短く、機動性が高いなど独特な利点があるということです。

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