サッカーW杯グッズ、義烏製がシェア70％近くを占める
サッカーワールドカップ（W杯）カタール大会の開催を控え、「世界のスーパー」である浙江省義烏市は商機を逃しません。
義烏スポーツ用品協会の試算によりますと、カタール大会に出場する32チームの旗からトロフィーのレプリカや抱き枕に至るまで、義烏製のW杯グッズはシェアの70％近くを占めており、「義烏製雑貨」と「中国製」の地位は依然として揺るぎないものとなっています。
W杯が義烏関連の輸出をけん引する役割が非常に顕著です。統計によりますと、今年1－8月、義烏市のスポーツ用品の輸出額は38億2000万元（約760億円）、玩具の輸出額は96億6000万元（約1922億円）に上りました。
業界関係者によりますと、W杯は業界内の比較的大きな焦点と言え、業者は毎回、ビジネスチャンスをつかんでいます。長年の経験に基づき、義烏市の関連産業は非常に成熟しており、品質、価格共に世界で優位性を保っています。