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検索エンジン「百度」の李彦宏CEO 「中国はAI技術の黄金の十年を迎える」

CRIPublished: 2021-12-30 13:46:00
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中国の検索エンジン「百度」(バイドゥ/Baidu.com)を運営する百度社は週明け、北京で三日間にわたって百度開発者大会「百度クリエート」を開きました。創業者で、総裁兼CEOの李彦宏(ロビン・リー)氏は席上、「中国は人工知能(AI)を含む技術の黄金の十年を率先して迎えるだろう」と指摘しました。

百度クリエートでプレゼンテーションする李彦宏CEO

年に一度開かれる「百度クリエート」は今年、独自に開発した仮想空間「メタバース」を公開したことで、話題を呼んでいます。利用者は百度が開発したスマートフォン用APP、「稀壌(シーラン/Xi Rang)」を通してアバター(分身)を使って、「クリエーターシティー」と呼ばれた仮想空間で別の利用者と交流や観光したりすることが可能で、最大で10万人が同時に利用可能だということです。

「百度クリエート」に出席した李彦宏(ロビン・リー)氏は実演をしながら、「AIなどの先進技術は世界でゲームのルールを変える。人間とマシンの対話が増えるにつれ、中国は率先してAIを含む技術の黄金の十年を迎えるだろう。向こう10年、AIは世界を変える力強いツールになるだけでなく、産業の構造を再構築し、人々の生活空間を増やしていく。AI技術に潜む産業的価値はフルに利用されるだろう」と話しました。

なお、メタバース・プラットホームの発表は中国では、百度が初めてだということです。

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