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コロナ騒ぎの中の大学新卒者~国際関係学院日本語学科の学生たちに聞く

CRIPublished: 2020-07-14 19:00:00
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聞き手:王小燕

夏は中国では卒業のシーズンです。北京では今学期は、新型コロナウイルスの影響で、ほとんどの大学は授業再開に至っていません。卒業学年のキャンパス復帰を始めた矢先に、6月上旬に新発地市場での集団感染が発生しました。その余波を受け、それも完全な形で実現できませんでした。そうした中で、今年の大学新卒者たちはどのような気持ちで卒業を迎え、今後の進路をどう考えているのか、北京北西部にある国際関係学院日本語学科4年の袁珵さん、姚禹さん、操锦正さんに電話でインタビューしました。三人はそれぞれ青島、北京、武漢の実家でインタビューに答えてくれました。

袁珵さん

姚禹さん

操锦正さん

今年の中国には、大学新卒者は史上最多の874万人に達しています。教育部の発表では、大学院入学試験の参加者が341万人で、募集枠が100.6万人。いずれも史上最多です。今回のインタビューは874万分の3の物語です。

コロナ騒ぎの中、大学最後の学期はキャンパスの中ではなく、実家にいながら、授業、論文の指導と口頭試問はいずれもインターネットで受け、ついに大学に戻ることなく卒業を迎えました。大学によって、オフラインとオンラインを併用した形で卒業式を行ったところもありますが、国際関係学院日本語学科では現在のところ、まだ卒業式を開催する予定は発表されていません。

過去になかった事態の中で迎えた卒業。三人のありのままの気持ちだけでなく、いまどきの日本語専攻の中国人の若者は、大学でどのような日本に出会い、卒論のテーマに何を取り上げ、今後のキャリアデザインに「日本語」という専攻をどう生かそうと考えているのかも聞いてみました。

新型コロナで卒業後の予定がままならない中、悩みながらもチャレンジ精神を忘れずに、青春を燃やす中国の若者の心象風景をぜひ覗いてみてください。

【国際関係学院】

北京北西部の景勝地に位置している全国重点大学の一つ。新中国が成立した1949年に創立。外国語、国際問題の教育と研究が特徴。

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<コロナ禍の戦後75周年、私が今思っていること>

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