ブリンケン米国務長官がNATO訪問 ウクライナへの軍事支援強化目指す
ブリンケン米国務長官は13日、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部を訪問しました。トランプ政権発足前にウクライナへの軍事支援を加速させる狙いがあるとみられています。
欧州メディアによりますと、ロシアとウクライナの衝突に対するトランプ次期米大統領の異なる立場が、ブリンケン氏の今回のNATO本部訪問につながった要因だと分析されています。ブリンケン氏は、来年のウクライナに対する米国の支援が減少し得る影響に欧州が耐えられるようなメカニズムの構築を期待しています。一方、ロシアとウクライナの衝突に対する米次期政権の立場を巡っては欧州各国の間で意見が一致していないということです。