レバノンでの通信機器爆発 イスラエルが初めて関与認める
イスラエルメディアの10日付報道によりますと、同国のネタニヤフ首相は同日の閣議で、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーが所持していた通信機器が爆発した事件について初めて関与を認めました。
ネタニヤフ首相は、国防当局幹部と一部の政府高官の反対にもかかわらず、「ポケベル作戦」とヒズボラの最高指導者ナスララ師の排除を実行したと述べたということです。
レバノンでは9月17日と18日にポケベルやトランシーバーなどの通信機器の爆発事件が相次ぎ、計37人が死亡、約3000人が負傷しました。イスラエルはこれまで事件について直接的なコメントをしていませんでした。