グテーレス事務総長 イスラエル軍による国連レバノン暫定軍への攻撃は「戦争犯罪」になる可能性
国連事務総長報道官は13日、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)に関する声明を発表しました。声明の中で、グテーレス事務総長は、国連レバノン暫定軍の要員とその宿営地を攻撃目標にしてはならず、国連平和維持要員への攻撃は国際法と国際人道法に違反し、そうした行為は戦争犯罪に該当する可能性があることを明確に示しました。
グテーレス氏は、「国連の人員と財産の安全を確保しなければならず、国連宿営地の不可侵性を常に無条件で尊重しなければならない」と重ねて表明しました。
さらにグテーレス氏は、イスラエル国防軍を含むすべての当事者に、国連平和維持要員を危険にさらすような行動を取らないよう呼びかけ、敵対行為の停止と国連安保理第1701号決議の全面的実施を求めました。