「南海各方面行動宣言」を実行する第22回ハイレベル会議が西安で開催
中国とASEAN諸国は13日、西安で「南海各方面行動宣言」(以下、「宣言」と略)を実行する第22回ハイレベル会議を開催しました。外交部境界・海洋事務局の洪亮局長とマレーシアのアムラン外務省事務総長が共同で会議を主宰し、ASEAN諸国の高官と代表が出席しました。
中国とASEAN諸国は南海の平和と安定を守ることは重要な意義があるとし、対話を強化し、自制を保ち、意見の相違を適切に処理し、相互信頼を増進し、海上情勢の安定を守るとの考えで一致しました。各国はまた、引き続き「宣言」を全面的かつ効果的に実行し、海洋環境保護、科学研究、捜索救助、法執行などの分野での実務的協力を深めることで一致しました。各国は「南海行動準則」文書の3回目の解釈開始以来得られた前向きな進展と良好な流れを十分に肯定し、柔軟かつ革新的な方式で協議を加速し、「準則」の早期妥結を目指し、南海を平和、友情、協力の海にしていくことで合意しました。