ジャカルタ・バンドン高速鉄道 開業100日で延べ145万人を輸送
中国国外との鉄道関連事業を手掛ける中国鉄路国際有限公司によると、24日に開業100日目を迎えた東南アジア初の高速鉄道のインドネシアのジャカルタ・バンドン高速鉄道は、累計旅客数が延べ145万人で、1日の乗車率は最大で99.6%に達しました。
中国鉄路国際有限公司の責任者によると、中国とインドネシアが協力して建設したインドネシアの首都ジャカルタと観光名所のバンドンを結ぶジャカルタ・バンドン高速鉄道は、最高営業時速が350キロです。同鉄道の運営と維持は、中国国家鉄路集団傘下の中国鉄路北京局、インドネシア中国高速鉄道、インドネシア国鉄による中国インドネシア運営連合体が手掛けています。同鉄道は2023年10月17日の正式開業以来の100日間で、延べ145万人を安全に輸送しました。
同高速鉄道の開業によってジャカルタとバンドン間の移動時間はそれまでの3時間余りから46分に短縮され、インドネシア国民に安全でグリーン、効率的で快適な移動手段がもたらされました。1日当たりの運行列車数は開業当初の14本から40本に増え、旅客座席数は当初の8000席あまりから2万4000席以上に達しました。週末のピーク時には運行本数が48本に増え、開業100日の運行列車数は計3487本で、1日の旅客輸送数は最大で延べ2万1537人に達したとのことです。