「普洱景邁山古茶林文化景観」世界文化遺産に登録決定
サウジアラビアの首都リヤドで開催された第45回世界遺産委員会拡大会合は北京時間17日、中国が申請した「普洱(プーアル)景邁山古茶林文化景観」を世界文化遺産リストに登録することを決定しました。同リストに初めて茶文化景観が現れることになりました。
景邁山の古茶樹(チャノキ)林は雲南省南部、プーアル市の瀾滄ラフ族自治県にあり、県内のチャノキ栽培は10世〜14世紀にブーラン族とタイ族の先人によって始まりました。
古茶林文化景観地内にはブーラン族とタイ族の村落が九つあり、古茶樹林の面積は1180ヘクタールに達し、古茶樹の本数は120万本を超えています。