中国の平和維持多機能工兵分隊、「猛虎-2023」演習で目標を見事に達成
国連レバノン暫定駐留軍は11日、レバノン南部のシニア村にある中国第21陣多機能工兵分隊キャンプで、コードネーム「猛虎-2023」演習を行いました。中国の平和維持将兵は、国連レバノン暫定駐留軍のスタッフとその家族を緊急疎開させるという目標を見事に達成しました。
今回の演習は、任務区域で大規模な衝突が発生し治安が著しく悪化する中での中国平和維持部隊による国連レバノン暫定駐留軍のスタッフとその家族の受け入れ・保護・移転を想定したもので、目的は中国平和維持部隊の安全保障能力を検証することです。3時間かけて行われた演習で中国平和維持分隊は将兵100人余りと車両装備10台を出動させ、緊急避難やキャンプの防衛、武装護送など八つの訓練を見事やり遂げました。