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王外交部長、国連人権高等弁務官と会談

CRIPublished: 2022-05-24 12:41:15
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王毅国務委員兼外交部長は23日、中国を訪問中の国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のミチェル・バチェレ高等弁務官と広州市で会談しました。

王外交部長は「中国は終始、生存権の保障を第一の位置に置き、発展権の向上を優先事項とし、公民の合法的権益の保障を基本任務とし、少数民族の権利擁護を重要な内容とし、人民の安全の保護を長期的目標としている」と表明しました。

また、王外交部長は「国際人権事業を発展させるには、一に相互尊重を堅持し人権を政治化しないこと、二に公平と公正を堅持し二重基準を行わないこと、三に実事求是(事実に基づき真実を求める)という理念を堅持し国情と発展段階を逸脱しないこと、四に開放と包容を堅持し陣営による対抗を行わないことが必要だ。大国は特に率先して多国間主義を実践し、国連憲章の趣旨と原則を守り、国際法を尊重し、国際の公平と正義を守るべきだ。多国間人権機関は、分裂や対立の新たな戦場ではなく、協力と対話の大舞台になるべきだ。中国は相互尊重、平等な付き合いを基礎に人権高等弁務官事務所と建設的な協力を展開していきたい」との考えを示しました。

バチェレ人権高等弁務官は多国間主義の支持、開発融資と持続可能な発展、貧困削減、気候変動と生態保護などの人権にかかわる発展分野における中国側の貢献を積極的に評価した上で、「人権高等弁務官事務所は中国側の役割を非常に重視しており、今回の訪問を契機に、双方の相互理解と信頼を増進し、世界的な課題に共に対処し、国際人権事業の発展を共に促進していきたい」と述べました。

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