中国外交部 フィリピンの「海域法」制定を批判
CRI2024-11-10 17:48:37
中国外交部の報道官は10日に開かれた記者会見で、中国政府による黄岩島領海基点と基線の公表は、フィリピンの「海域法」制定への対抗措置なのかという記者からの質問に対し、「中国政府が『国連海洋法条約』などの国際法及び『中華人民共和国領海及び接続水域法』に基づき、黄岩島領海基線を定めて公表することは、中国政府が法に基づき海洋管理を強化する正常な措置であり、国際法と国際慣例に合致する」と述べました。
報道官はまた、「フィリピンがいわゆる『海域法』を公布することで、国内法の形で南海仲裁案の違法裁決を定着させ、中国の黄岩島と南沙諸島の大部分の島と岩礁及び関連海域を違法に自国の海域に組み入れた。これは、南海における中国の領土主権と海洋権益に対する重大な侵害である。中国はこれに断固として反対し、引き続き法に基づき必要なあらゆる措置を講じ、自国の領土主権と海洋権益を断固として守る」と強調しました。