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<習近平氏との出会い> 第16話 私たちの話を回顧録にしたい

CRI2024-04-30 08:55:09

セルビアのブチッチ大統領と中国の習近平国家主席は、これまでに何度も対面での会談をしています。これについてブチッチ大統領は「どの会談も一生忘れられないものだ」と語ります。

2016年に、セルビアで100年以上の歴史を持つスメデレボ製鉄所が一時破産寸前になりました。「セルビアの誇り」とも称えられたこの製鉄所の存亡が問われた際に、習主席と中国企業が援助の手を差し伸べました。製鉄所の経営を救い、5000人余りの労働者を職場に復帰させました。

ブチッチ大統領にとって、習主席がセルビアに援助の手を差し伸べたのは一度だけではありません。

2020年、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生した際に、ブチッチ大統領は各方面に援助を求めましたが、これが実らず、むせび泣いたこともあったそうです。そんな時に、習主席からの電話を受け、その後、セルビアには医療物資が次々と到着しました。ブチッチ大統領は、「セルビアはこのことを決して忘れない。中国の友人に恩返しをしたい」と話しています。

ブチッチ大統領は、自身と習主席の間に結ばれた固い友情と、数千年の歴史を持つ中国が示した責任感に感動し、「習主席との話の回顧録を執筆しようと考えている」と明かしました。

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