大好きな父に捧げる歌
今年の父の日は6月20日。私はもう20年父と一緒にこの日を祝っていません。しかし、父が去ったこの20年間、私は父と本当に離れた感じがしなくて、父は私のことをずっと温かく見守ってくれているように思っています。今週の中国メロディ―は私の父とすべての父親たちに捧げます。
父の付き添い、幼いころのいい思い出
私の父は多くの普通の中国人の父親と同じように仕事に忙しく、しかしどんなに忙しくても周末に家族に付き添ってくれていました。
子供の頃、毎年夏休みになると、父は忙しい中、暇を見つけて私と友達たちを玉淵潭公園に泳ぎに連れて行ってくれました。夏の日差し、澄んだ水、父のしっかりした腕は私の子供時代の最も美しい思い出です。父が温かく見守ってくれたので、幸せな子供時代を送ることができました。そして、父がいなくなった今でも、父の愛はいつまでも私を守ってくれると信じています。
尊重こそ大切な愛
中年になって自分の成長の道を振り返ってみますと、父の一番の偉大さは子供を尊重していたことだと思います。日常でも、人生の大切な岐路に立たされた時でも、いつも私の意思に耳を傾け、私の選択を尊重してくれました。十分に尊重され、信頼されている子供は、大人になって様々な課題に対応する自信を持つことができるでしょう。
父に感謝したいのは、人をどのように愛して、どのように尊重するかを教えてくれたことです。それが幸せな人生の扉を開く鍵なのではないかと思います。
亡き父、誇りに思ってくれると信じて
私は父の愛に付き添われて成長してきたことを誇りに思っていますが、父がどんなに私を愛してくれていても、大人になってから、周りの優秀な人の群れの中に入ると、私はずっと平凡に見えます。しかし、私は自分の平凡さを受け入れ、平凡な中で進歩していきたいと思っています。
父も天国で、私を誇りに思ってくれていると信じています!
番組の中でお送りした曲
1曲目在銀色的月光下
この歌は父が生前大好きだった1曲、新疆ウイグル自治区タタール族の民謡を元にアレンジした曲で、これまでの幸せな時間への懐かしさを表現しています。
あの金色の砂浜で
銀色の月がこぼれている
過ぎ去ったことをたずねる
昔の姿はなかなか見つからない
夢のようだ
2曲目父親写的散文詩
この歌はベテラン男性歌手李健が歌ったものです。李健がギターを弾きながら歌うこの歌を聴くと、父の子供への愛と責任が感じられ、そして年月が流れて老いていく父の姿が浮かんできて、思わず目頭が熱くなってしまいます。
3曲目老爸
彝人製造(イ人製造)バンドが歌った「親父」は多くの人の心の中で父に訴えたい心の声を歌っています。
歌詞:
両手で肩をなでてくれ
寛容さと善良さを教えてくれた
肩に乗せてくれ
私は遠くへ飛ぶことを選択した
あなたを恐れた
あなたを憎んでた
私はまだあなたを愛してる父さん
私はあなたを超える夢を持っている父さん