<北京国際園芸博>国際盆栽コンテスト受賞作品を展示
「2019北京国際園芸博覧会国際コンテスト」の一つとして行われた「国際盆栽コンテスト」の受賞作品がこのほど、園芸博の国際パビリオンで展示されました。
金賞作品『鐘霊古秀(天地の霊気を集め、きれいな山水を育む)』
このコンテストは、「鉢で世界を載せ、自然の景色と融合」をテーマとし、北京、上海、広東、雲南、湖北など17の省・自治区・直轄市と、中国香港、中国マカオ、中国台湾から合わせて314人、そして日本、マレーシア、アメリカ、ドイツ、ポーランドなど9カ国から62人が参加しました。
日本の『五葉松』
盆栽は中国の秦漢時代から始まり、2000年以上の歴史があります。唐代の後半に、遣唐使が日本に伝え、のちに欧米へと伝わって、現在は国際的な芸術となっています。
来場者の鄭さん
園芸博を訪れたのは2度目という鄭さんは、「以前は盆栽をあまり知らなかった。今日、初めてこんなにたくさんの盆栽を見て、心を打たれた。一度や二度見ただけでは足りないくらい気に入った」と話しました。
また、同行した呂さんは、「こんなにたくさんの盆栽を見て、興味が湧いてきた。小さい枝がどのようにしてこんな形になるのか知りたかった。また見に来たい」と話しました。
金賞作品『酔春(春に酔う)』
銀賞作品『春華秋実(春に花咲き、秋に実を結ぶ)』
銅賞作品『楓骨峻峭(切り立つ楓)』