池上の東屋で一休み私家園林「何園」の春=江蘇省揚州
旧何芷舠邸の書斎からの眺め
江蘇省揚州市には、地元名士などの手により個人の趣味で作られた「私家園林」(皇帝所有の「皇家園林」に対し、こう呼ばれる)が数多くあります。そのうちの一つである「何園」は、1858年に何芷舠という高級官僚が造った庭園付きの自宅で、現在は公園として一般公開されています。
何園の特徴は、池の中に建つ水心亭と、それを取り囲む二階建ての回廊の存在です。春になり緑に包まれた何園は、多くの観光客を引き付けています。
二階建ての回廊からの風景
池の中に建つ水心亭
春の新緑に染まる庭園