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山東の魅力・第3話

CRIPublished: 2018-10-03 11:22:00
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7千年歴史のある町、孔子、孟子の故郷、儒学発祥の地

中国東方の聖地、孔子、孟子ゆかりの地、山東省済寧上九山古代村落へお越しください。

ようこそ山東省へ。

「山東省の農村観光へ」シリーズの番組の第3回をお送りします。

山東省は中国の東部沿岸地域にある省であります。そして、著名の山脈太行山の東にあるために、山東省という名前が付けられました。ここには、天下第一の山——泰山、世界凧揚げの都——濰坊(イボウ)、歴史の非常に長い斉魯文化及び世界恐竜化石の宝庫である諸城(ショジョウ)、他には、中国で一番歴史の長い万里の長城——「斉長城」(斉万里の長城)があります。

泰山は山東省の中部にあり、世界自然と文化複合遺産に登録されています。また、世界ジオパークにも登録されています。中国では、古代では、「五岳の中の一番最高地位」、「天下第一の山」という称号が得られました。25億年前に、泰山は地球の海の底の隆起によって海面に現れてきて、それから3000万年前には、地形によってまた隆起して、この「天下第一の山」の泰山が形成しました。

泰山の西部分の山麓には、一つ古代の村があります。これは「里裕村」という村で、山東省においては、長寿の村です。村人はみんなの寿命が非常に長くて、村の周辺には歴史的な遺跡がありまして、これを観光することができます。例えば、「崖に描いた絵」、「泰山のおばあさんの石」、斉万里の長城、そして黄巣寨という古代の村の遺跡等もあります。また、村人たちは客好きで、村人の家に入って一緒にご飯を作ったり、村民の家を宿として泊まったりすることも可能です。

山東省のもう一つの有名な観光都市があります。濰坊(イボウ)です。ここは別称があって、「世界凧揚げの都」でもあると言われています。中国の凧揚げ文化の発祥地で、国際凧揚げ連合会の本部もここに置かれています。そして、毎年きっまている時間帯に、春の末から夏にかけて、世界凧揚げ大会が行われています。凧揚げ大会の時、世界中からの凧揚げの達者、愛好者はここに集まって、作っている凧がどちらが一番きれいなのか、それからどなたが一番遠い高いところまで凧を伸ばして揚げたり行けるのかを競い合います。なかなかユニークで面白い町であります。

濰坊の青州市の西南部の山間地帯には、もう一つの山東省の一番きれいで、歴史の長い村、伝統的な村、伝統のある村があります。井塘古村という村です。独特な性格を持っており、四合院作りで、山の地勢にたよって作られている明の時代の村です。今、村の面積がおよそ2万平方メートルで、山紫水明の町です。植物が茂っており、村の中にはまだ明の時代の樹が10数本残っています。それから、ほぼ完全な形で残っている古代の石造りの橋、井戸、お寺、古代の舞台(芝居を上演するもの)も残っています。

皆さん、山東省の明、清の時代から残っている村に興味があれば、ぜひこの三カ所の場所にお越しください。

以上、「山東省の農村観光」へシリーズの番組の3回目をお送りしました。

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